ぼくたち、わたしたちの身の回りには、プログラミングによって動いているものがたくさんあります。
この記事では「扇風機」をプログラムしてみようと思います。
簡単そうに見えて、意外と難しいので、まずは自分で作ってみて、分からなくなったら記事を読んでみるといいと思います。
スプライトを作成
まずは、それっぽく見えればいいので、簡単に扇風機の羽根のスプライトを作成してみて下さい。
注意点としては羽根の中心を軸に回転させたいので、中心点を合わせるのを忘れないでください。
扇風機の動作を考える
扇風機の最も基本的な動作は、ボタン(スイッチ)を押すことで、羽根が回り、弱・中・強など、回るスピードが変化することです。
もうひとつ大切なのは、停止させる機能があることです。
扇風機の動作の情報をもとに、コードを作成してみました。
- 1キー:弱で回転
- 2キー:中で回転
- 3キー:強で回転
- 0キー:停止
それでは、0~3のキーを押して動作を確認してみましょう。
あれ?
扇風機ってこんな使い方でしたっけ?
1キーを押すことで確かに羽根が回転します。
しかし、キーから指を離すと回転が止まってしまいます。
そうです。
このプログラムは正しくありません。
正しいプログラムに修正する
修正するポイントはふたつです。
- 変数を使用してオンとオフを管理する
- オン/オフと動きのコードを分ける
上で紹介したふたつのポイントは、文字で見ると簡単に聞こえますが、自分で考えていると答えにたどり着くのはなかなか大変です。
思った通りの動きがプログラムで表現できない時は、一度作ったコードに引きずられ過ぎないように、頭を柔らかく考えることが大切です。
まとめ
扇風機の作り方を紹介しました。
間違ったコードを正しく修正するときの頭の使い方は、とても重要です。
慣れも必要になるので、たくさんプログラムを作成して練習していきましょう。
今回は基本的な動きしか実装していません。
もし、余裕があれば「首振り機能」や「タイマー機能」を実装して、より本物に近づける練習をしてみてください。
一歩一歩が、気付けば大きな成長に繋がりますので、頑張りましょう(*^-^*)
コメント