【スクラッチ】テレビをプログラムしてみよう(クローンの応用)

身の回りの物をプログラム
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Scratch星人
Scratch星人

この記事では「テレビ(リモコン)」をプログラムしていこうと思います。

クローンの応用テクニックを紹介しますので、内容を理解しながら、自分だけのオリジナルテレビを作成してみてください。

テレビの基本機能

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ここで作成するテレビのチャンネル数は1〜12までとします。

リモコンは「オンオフボタン」と「12個のチャンネルボタン」だけを配置したシンプルなものにします。

プログラムの内容は以下のようにします。

  • 赤いボタンでテレビのオン・オフを切り替え
  • リモコンのチャンネルボタンを押すとそれぞれの画面が表示される

スプライトの準備

5つのスプライトを用意します。

テレビ
画面
リモコン
電源ボタン
チャンネルボタン
  • テレビ:枠だけを使いたいので自分で描いても大丈夫です
  • 画面:12チャンネル分の画面とオフの状態(グレー)の合計13のコスチュームを用意します
  • リモコン:実際にプログラムは設定しないのでなくても大丈夫です
  • 電源ボタン:描いてもOKです
  • チャンネルボタン:1つだけ用意してください
    クローンで増やすテクニックを紹介します

プログラムの作成

「テレビ」と「リモコン」のスプライトは場所と大きさを設定するプログラムを作成してください。

電源ボタン

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電源ボタンの場所は同じにするのではなく、自分の作品に合ったところを設定してくださいね!

ONという変数を作成し「T = ON」「F = OFF」という状態を管理したいと思います。

画面

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「CHANNEL」という変数を作成しています。

この変数には、押されたチャンネルボタンの番号(1〜12)が格納されることになります。

チャンネルボタン

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クローンの応用テクニックを使っているのがこのコードです。

channel_idという変数を「このスプライトのみ」にして作成することがポイントです。

それによって、クローンを作った際に、そのひとつひとつが異なる番号を持つことになります。

番号は今回の場合、1〜12です。

Scratch星人
Scratch星人

難しく感じるかもしれませんが、一度理解してしまえば何度でも使えるテクニックなので、作って確認して、理解を深めてください!

同じスプライトをいくつも用意して、同じコードをそれぞれに作成する、という面倒なことをしなくてよくなります。

まとめ

テレビとリモコンをプログラムしてみました。

コード自体は結構シンプルなので、クローンの部分が理解できれば、様々な作品に応用できると思います。

また、今回の内容が物足りなかったという人は、映像に動きをつけたり、音を追加して、音量調整できるようにしたり、ぜひ、改良を加えてみてください。

解説は省略しましたが、Scratch星人が作ってる最中に起こった問題として「テレビの電源ががオフなのに、チャンネルボタンを押すと画面が表示されてしまう」がありました。(解決済み)

しかし、問題やトラブルこそがプログラミングの醍醐味です。
どうすれば解決できるか考えることに意味があります。

みなさんも、トラブルを解決しながら、プログラミングスキルをアップさせていってくださいねΣ੧(❛□❛✿)

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