バックパックというとリュックが思い浮かびます。
スクラッチのバックパック機能はとても便利なので、ご紹介します。
バックパックとは
自分で作成した、もしくは他の誰かが作成したスクリプトを保存し、再利用できるようにする機能です。
Scratchに慣れてくると、毎回同じようなスクリプトを作っていることに気付きます。
それらを事前に保存しておくことで、もう一度組み立てなくてもすぐに使うことが出来るようにする便利な機能です。
バックパックの使い方
画面の下の方に「バックパック」があります。
そこをクリックします。
すると、水色のウィンドウが少し広がります。
ここに、スクリプトのかたまりをドラッグするだけです。
(保存ボタンなどを押す必要もありません)
使いたいときはバックパックの中からスプライトエリアにドラッグすれば、完成したスクリプトとして利用できます。
バックパックの活用方法
世の中にはすごい作品を作って公開している人がたくさんいます。
スクラッチをやっていると、そんな作品を自分でも作ってみたくなります。
それらの作品の「中を見る」と複雑なスクリプトがたくさん組み立てられています。
すぐに理解することは難しいかもしれませんが、眺めていると、例えば「ステージのスクロールの仕組みはこうなってるのかぁ」などが分かるようになってきます。
そこが分かってしまえば、真似をすればいいのです!(^^)!
自分のバックパックに保存し、自分が作っている作品に合うように、少し改造することで作りたいものが出来てしまいます。
バックパックに保存するときは、スプライトのひとかたまりずつしか保存できないので、注意が必要です。
上の画像のようにたくさんのスクリプトをまるごと保存するには「リミックス」という機能を使います。
リミックスについて詳しくは、リミックスの使い方の記事をご覧ください。
多くのスクリプトの中から、自分が使いたい用途のスクリプトを見極めて、保存しましょう。
まとめ
バックパックの使い方について書いてみました。
よく使うスクリプトを保存するときなどはとても便利の機能です。
誰かの作品のスクリプトを保存する際に、必要な部分を理解するためには、とにかくよく作品を見て、動かしてみることです。
どうしても、気持ちは「作りたい、作りたい!」になりがちですが、じっくり眺めることもプログラミング学習では大切です。
一歩ずつ頑張っていきましょう(^_-)-☆
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