ブロックの拡張機能は必ず使わなければいけないものではありませんが、たくさんのことを出来る幅が広がるので、ぜひ使ってみましょう!
ブロック拡張機能とは
「拡張機能」というと難しく感じますが、通常用意されているブロックだけでは出来ないことが出来るように、ブロックを追加することを言います。
自分でブロックを作る「ブロック定義」とも違いますので、説明していきます(^_-)-☆
ブロックの拡張機能の使い方
ブロックエリアの一番左下の「拡張機能を追加」のアイコンをクリックすると上のような画面になります。
この中の使いたい機能を選ぶことで、ブロックエリアに追加することが出来ます。
「拡張機能はひとつしか使えない」という決まりはないので、複数選びたい場合は、もう一度画面を開いて選択してください。
拡張機能の紹介
拡張機能の中には、利用するために別の道具(デバイス)が必要なものもありますので、この記事ではそれらが必要ないものについて説明します。
音楽
楽器を演奏することのできるブロックです。
もともとある「音ブロック」とも違い、より演奏らしいものを作るブロックです。
始めは楽譜を参考にその通りになるように作ってみるのが良いかもしれません。
試しに、「ドラクエのレベルアップ風」の効果音を作ってみました(^^♪
ペン
ペンを使って絵を描くことが出来る機能です。
スプライトを手描きするのとは違い、規則的なものを複数描く時などに便利な機能です。
角度などは低学年のお子さんには難しいかもしれませんので、ぜひお父様、お母様がサポートしながら、多角形なども書いてみて下さい(*^-^*)
下の画像は円を規則的に5つ描くスクリプトです。
ビデオモーションセンサー
パソコンのカメラを利用して、映る人(例えば自分)の動きに反応して、スプライトを動作させることの出来る機能です。
パソコンにカメラが付いていない場合は、webカメラを購入するか、残念ながらこの機能を使うのは諦めるしかありません( ;∀;)
言葉の説明では分かりづらいかもしれませんので、実際に以下のスクリプトを試してみて下さい。
カメラに自分が映っていることを確認したら、手を振るなど動いてみて下さい。
すると、動きを感知してネコが歩いてくれます。
ビデオモーションの数値が「>10」となっていますが、数値の大きさはモーションの大きさを表わします。
試しに「100」などにしてみましょう。
ネコは動かなくなると思います。
この数字は「50」くらいが最大かと思います。
音声合成と翻訳
「音声合成」はsiriやGoogleアシスタントで、「翻訳」はGoogle翻訳などでおなじみですよね!
話す声や言語を変えたり、いろんな言葉を翻訳出来るので、楽しく学習できる機能です。
簡単なスクリプトを作ってみたので、試してみて下さい。
その他の拡張機能
別途デバイスが必要な拡張機能についてはデバイスを紹介します。
画像をクリックするとそれぞれのページに飛びます。
個人で利用する、というよりはプログラミング教室などでデバイスを使って学ぶのが良いと思います。
Makey Makey
micro:bit
LEGO MIND STORMS EV3
LEGO BOOST
LEGO Education WeDo 2.0
Go Direct Force & Acceleration
まとめ
ブロックの拡張機能について書いてみました。
「音」や「ペン」は、使う場面が結構あるのでおすすめです(^_-)-☆
「ビデオモーションセンサー」はプログラミング学習というより、遊びながら楽しむことが出来ます。
様々な機能を試してみてくださいね!
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