スクラッチの初心者がゲームを作るときに意識すべき3つのポイント

初心者必見のテクニック
Scratch星人
Scratch星人

スクラッチのことが少しずつ分かってくると、オリジナルのゲームを作ってみたくなると思います。

でも、なかなかいいアイデアが浮かばないことがありますよね。

「何か作ってみたい」「せっかく作るなら面白いゲームにしたい」という方に意識すべき3つのポイントをご紹介します。

ゲーム作りで大切なこと

皆さんがお金を払って買っているようなゲームや、スマホのアプリなどは、いざ作り始める前に、ゲームをどのようにするかを多くの時間を掛けて考えます

実際に作り始めるのは、内容を練りに練って固めたあとに、それを形にする作業となります。

が、しかし!!
スクラッチでゲームを作ろうと思った時に、内容を考えて練ってを繰り返していては、なかなか進まず、嫌になってしまうと思います。

初心者の方は、初めからすごいものを作ろうとせず、とりあえず手を動かしながら考えてみるというのが、上達への近道だと思います。

ポイント1 ~キャラクターを増やしすぎない~

キャラクターが多い方が、おもしろいゲームになるかもしれません。
しかし、最初は「メインキャラクター」と「ステージ」だけでも十分です。

「Snowman」と「雪景色背景」を用意して、コードを以下のようにするだけで、Snowmanが左右に動くようになります。

さすがにこれだけではゲームとしては、ちょっとつまらないですね。
他に何があれば面白そうでしょうか?

例えば「Snowmanが左右に動いて雪玉(Ball)を大きくしていく」というアイデアを活かしたコードを追加してみましょう。

「右向き矢印」や「左向き矢印」を押すことで雪玉が大きくなるようになりました。

ここでは「大きさを変数」にしています。
ただ雪玉を大きくするだけであれば、変数は必要ありませんが、変数にすることでさらにおもしろいコードを追加できるようになります。

「変数の使い方がわからない」という人は、まずは「数が変わっていくもの」にとりあえず使ってみて、練習を重ねていくことで、必ず分かるようになってくるのでやってみましょう。

ポイント2  ~乱数を活用する~

「乱数」という言葉は難しいように感じてしまいますが、ゲーム性を高めていくために、手っ取り早く簡単に使うことのできる便利ブロックなので、どんどん使ってみましょう!

先ほど、ポイント1で設定したコードでは「雪の玉が5ずつ一定に大きく」なっていきます。
そこにちょっと乱数を使うだけでゲーム性が増します

上の画像では「右:-2~4」「左:-6~8」としていますが、何度か動かしながら、自分が一番面白いと感じる数値に設定してみて下さい。

ポイント3  ~時間制限と得点を設定する~

ポイント2で「乱数にマイナス」も設定したので、雪の玉は大きくなるだけでなく、小さくなるようにもなりました。

そこで「制限時間以内に設定された大きさを超えたらクリア」という機能を追加したいと思います。

時間制限

時間制限のコードは、決まりがあるわけではありませんが「ステージのコード」として設定すると、すっきりし、ブロックの管理が楽になるのでおすすめです。

これだけのコードで「10秒のカウントタイマー」を設定することが出来ました。

得点

スタートから10秒経過すると、カウントタイマーから「終了」が送られるように設定したので、Ballのスプライトに「終了を受け取ったとき」のコードを設定してみます。

完成したゲームがこちらです。

まとめ

今回お伝えした「3つのポイント」を意識するだけでも、面白いゲームが作れるようになります。

「数値の調整」などの「ゲームバランス」は、何度も試しながら、最も良いと思える値を設定することで、どんどん完成度が上がっていきます。

今回の記事でお伝えしたかったのは、スクラッチ初心者の人は、あまり深刻に考えすぎずとりあえず作っちゃいましょう!という事です。

たくさん手を動かして練習する以外に上達の方法はありません

せっかく楽しいゲームを自分で作れるスクラッチなので、たくさん作って、たくさんいろんな人に遊んでもらってみて下さい(*^▽^*)

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