モンスト風のゲームの動作を分解しながら考えていくシリーズの2回目です!
今回は敵にぶつかるスクリプトを作成して、よりモンストっぽくしていきます。
「ひっぱる」スクリプトのおさらい
1回目はプレイヤーをひっぱって動かすスクリプトを設定しました。
まだ読んでいないという人は、モンスト風のゲーム~part1~「ひっぱる」を分解の記事に目を通してくださいね(^_-)-☆
前回作成したプロジェクトはこちらです。
(スクラッチの画面が開くのでリミックスして使ってもOKです)
「敵に当たる」スクリプトを作る
スプライトの準備
敵を用意しましょう。
どんなものでも大丈夫です。
Scratch星人は今回もlogic_labさんのスプライトをそのまま使わせて頂きます。
スプライトの名前は「ボス」にしてください。
スプライトは後から別のものも追加しますが、とりあえずはこれだけで大丈夫です。
スクリプトを設定する
ボスのスクリプト
次回、次々回でダメージや効果(エフェクト)を設定しますが、今回は当たったかどうか(当たり判定)だけを設定していきます。
プレイヤーがボスに当たったら、ボスが点滅するようにしてみます。
明るさの効果を変えることで、点滅させることが出来ます。
点滅は、覚えると結構使えるテクニックですよ!
やじるしのスクリプト
ボスのスクリプトを設定した際に「こうげきキャラ」という変数を作成したので、やじるしのスクリプトも少しだけ変更します。
プレイヤーのスクリプト
前回作成したスクリプトに追加していきます。
追加する内容はふたつです。
- ボスに当たったら跳ね返る
- プレイヤーを増やすための下準備
2.は「敵に当たる」とは関係ありませんが、追加しておくと後で役に立ちます。
オレンジで囲んだ部分を追加してください。
「ボスに触れたなら」「180度回す」ことで反対側に跳ね返ります。
モンストで言うところの反射タイプですね。
「10歩動かす」としているのは、ボスとの重なりを避けるためです。
このスクリプトを追加しないと、ボスに触れたまま動き続けるバグが発生するので試してみて下さい。
撃種の違うプレイヤーを作成する
上の「2.」でプレイヤーを増やす下準備をしました。
反射タイプは無事作成出来たので、貫通タイプも作成してみましょう。
プレイヤーのスプライトを追加する
モンストは4キャラでステージを進めるゲームなので、あと3キャラ分スプライトを用意してください。
名前は「1P~4P」にしておくと分かりやすいです。
2P(貫通タイプ)のスクリプトを設定する
実は簡単です(*^▽^*)
- 1Pのスクリプトをそのままコピー
- 旗が押された時の初期位置を1Pと重ならない数字に変更
- こうげきキャラを2Pにする
- 下から2番目の「180度回す」を削除
「180度回す」を削除したことで、跳ね返らずにそのまま貫通するようになります。
3P・4Pを追加する
1Pを複製して名前を3Pに、2Pを複製して名前を4Pにします。
あとは、上でやったのと同じように「初期位置を調整」「こうげきキャラを~Pに」すれば3P・4Pの追加は完了です。
もし、見た目を変えたい時は、このように色の効果を変えてしまえば分かりやすくなります。
色の効果の数字は、何回か調整して好きな色に設定してくださいね。
それでは完成したプロジェクトを見てみましょう!
まとめ
part2の今回は、モンスト風のゲームを分解して、「敵に当たる」スクリプトを作成しました。
だんだんゲームらしくなってきました。
次回は敵のHPを設定して、ダメージを与えるスクリプトを作成します。
お楽しみに(^_-)-☆
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